マーケティングテクノロジーを考えるブログ

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Casual Connect Asia 2014 に参加してきました!

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ご無沙汰してしまいました!
弊社では5/20~5/22にかけてシンガポールで開催された「Casual Connect Asia」というイベントに参加してきました。

たくさんのセッションとブースでの展示、同時開催?と思われるIndie Prizeというカジュアルゲームデベロッパーのコンテストなど、世界最大級のカジュアルゲームに特化したイベントです。今回はシンガポールでしたが、アメリカはもちろんヨーロッパでもちょいちょい開催されているようです。

というわけでイベントの模様を軽く紹介します。

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会場はシャングリラホテルという場所で、これは会場に入ってすぐのロビーエリアです。朝昼はここでごはん食べたりもできます。いろんな国籍の方がいてあらためてモバイルゲームの世界の広さを実感しました。

セッションの一つ、LINEさん。こんな感じで進行していきます。

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こちらはIndie Prizeというカジュアルゲーム展示のコーナー。いろんな国からデベロッパーが集まっていて来場者の投票を狙ってプレゼンしまくる、というものです。そのへんを歩いているとiPadを持った人に声をかけられプレイさせられ、投票を求められるという光景が繰り広げられます。投票結果は夜のパーティで発表されていました。

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日本からもmetapsさんやアドウェイズさん、海外からも今まで知らなかったようなゲーム向けマーケティングサービスを提供する企業が多数参加していました。ゲーム自体を提供する会社よりも広告関連サービスやグロースハックツールなどを提供する会社が多かったです。夜もだいたいパーティがあって、クラークキーやオーチャードのクラブで開催されていました。こっちのほうがお昼のイベントよりも「海外に来たなぁ」感がありました。

このイベントを通して最も強く感じたのが「日本はカジュアルゲームとF2Pゲームが妙に棲み分けちゃっているけど、グローバルではゲームはゲームでしかなく、タイトルごとに適切なマネタイズをしようとしている」ということ。日本だと早期から課金売上が成立していたこともあり、それに応じて広告単価も世界でも類をみないほど高く、そこに広告メインでマネタイズするカジュアルゲームがぴったりハマっていたんだろうなぁということを再実感しました。我々も日本では広告メインのカジュアルゲームを展開していますが、少し外に目を向ければ違った世界があるわけで、ここに対してどう取り組むかは課題ですね。

それと今回、我々の目的の一つとして「今回ブース出展される各社から見たらアジアはだいたい海外市場になるわけで、そこに対してどうアプローチしているのか?」を把握するというのがありました。ここに関してはまだまだアジア各国に確信を持って展開できているプレイヤは少ないな、という印象で今後もいろいろ動きがありそうな気がしました。最近は海外の企業と商談をさせていただくことも増え、徐々にグローバルを感じることが増えている中、いいタイミングのイベント参加になったと思います。

おまけ:弊社の関連会社が営業する「たも屋」という讃岐うどんチェーンが実はシンガポールに3店舗あります!ご覧の通り現地でも評判ですのでシンガポール訪問される方はぜひ一度足を運んでみてください。

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